知って得する塩の選び方 ~岩塩・海塩・それとも食塩?~

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わたしたちの生活に欠かせない「

突然ですが、
みなさんはどんな塩を使っていますか?

岩塩?
海塩?
それとも…精製塩/食塩?

塩にも色々ありますが、
岩塩、海塩のような天然塩
産業的に精製された塩化ナトリウム(精製塩/NaCl)では
体内での働きが全く違うものになってしまうのです。
この差はなんと天と地ほど!!
ご存知でしたか?

今日は塩について少しマニアックにわかりやすくお話しますね。

まずは、岩塩

アーユルヴェーダの古典書には岩塩は塩の中で最も優れた塩であるとされ、味覚を良くし、消化後の味は甘味になり、冷性で軽性
消化力増進、強精剤、眼に良い、灼熱感を及ぼさないと説明されています。

岩塩は古代の海の一部が地殻変動により陸地に取り残され長い年月をかけて海水が太陽光により完全に乾燥し、その中に含まれていたミネラルが結晶化して塩になり、その後地殻変動により土中に埋まって高い圧力を受け続け何億年もかけて結晶化されたものと考えられています。

本物の岩塩を少し舐めてみるとほのかに甘く優しい味がしますよね。
これは長い年月をかけて塩が熟成されたともいえるのではないでしょうか。
そんな気の遠くなるような年月をかけて形成された岩塩は体内に取り込まれても優しく働いてくれるのです。

同じ岩塩のなかでもクリスタル岩塩と呼ばれるヒマラヤの一部地域で採掘される岩塩は純度が高く、身体の細胞膜からカンタンに出入りできるためミネラル不足解消にも大変オススメな優秀な岩塩です。

次に海塩

海塩も岩塩と同じく消化促進の効果がありますが、海水を乾燥させることでつくられる海塩は、温性で重性
岩塩に比べると刺激が強くなります。
なので灼熱感を感じたり、ヒリヒリしたりすることがあるでしょう。

最後に、精製塩(食塩)

精製塩の原料も実際は岩塩か海塩です。
ですが、精製された塩は天然塩(岩塩・海塩)に含まれていた元素や微量元素がなくなってしまいます。
その上、サラサラした質感を出すために様々な物質が加えられ、天然塩とは全く異なる塩化ナトリウムが出来上がるのです。
この精製塩(塩化ナトリウム)は体内に入ると攻撃的な働きをするので(今回は詳しい体内システムの話は省きます)
身体は自らの細胞に含まれる水分を犠牲にして塩化ナトリウムを体外に排出しようとします。
1gの塩化ナトリウムを排出するために必要な水はなんと23g!!
そのため、精製塩を多く取りすぎると細胞内の水分が使われすぎて枯渇し細胞が死んでしまう原因となったり、体内の恒久的な水分不足になり高血圧を引き起こす原因にもなります。

まとめ

塩を摂るなら天然塩(本物の岩塩が一番オススメ)をオススメします!
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次回は天然の良い塩を使ったデトックスウォーターの作りかたをご紹介します。