フランスで流行っているというガトー・インビジブル(見えないケーキ)。日本でもオレンジページで取り上げられてから、じわじわ流行しはじめています^^
たっぷりの薄切りりんごに、卵と牛乳の味わいが優しくて、もちもちした食感が美味しいケーキです。今日紹介するレシピは甘さ控えめなので、ホイップなどを添えてもよいと思います。
りんごを丁寧に並べるのが少しだけ手間ですが、きれいな断面にするために、ちょっとだけがんばれば美味しくて美しいケーキができますので、ぜひ試してみてくださいね!
基本の「ガトー・インビジブル」の作り方
材料(18cmパウンド1個分)
- りんご 2個
- 卵 2個
- 砂糖 50g
- 無塩バター 50g(有塩でもOK)
- 薄力粉 80g
- 牛乳 80cc
- 塩 ひとつまみ(有塩バターの場合は不要)
作り方
- バターは耐熱容器に入れ、電子レンジに30秒~1分かけて溶かしバターにします。オーブンは170℃で予熱しておきましょう。
- ボウルに卵を割り入れ、泡立て器で白身を切るようにほぐしたら、砂糖と塩を入れて混ぜ合わせます。泡立てないように!
- 振るった薄力粉を加え、ダマがなくなるまでぐるぐる混ぜ合わせます。
- 牛乳を3~4回に分けて入れ、その都度、馴染むまでぐるぐる混ぜたら、生地の出来上がり。冷蔵庫に入れ、15分ほど生地を寝かせます。
- 生地を寝かせている間に、りんごをスライサーで2mmの厚さにスライスします。ケガをしないように気をつけて!薄いほうが味が馴染んで美味しいです。
- パウンドケーキ型にクッキングシートを敷き、スライスしたりんごを1枚ずつ、生地にさっとくぐらせて型に並べていきます。ちょっと手間ですが、がんばって!家族で召し上がるのでしたら、手で作業したほうが手早くできます^^
▼こんな感じで、りんごの方向を合わせて並べると、
出来上がりの断面がキレイです - すべて並べ終わったら、ボウルに残った生地を上に流し入れます。
- 底を数回手で叩いて空気を抜いたら、170℃に予熱したオーブンで50分焼き、表面に軽く焼き色がついたら出来上がり。
- 粗熱をとって型に入れたまま冷蔵庫へ。しっかり冷えたら型から出して、お好みの厚さに切ってお召し上がりください♪
※丸型でも焼けますが、断面を見せて飾りたいケーキなので、ぜひパウンド型で作ってくださいね♪
※時間が経つと、ういろうのようにプリプリの食感になっていきます。それはそれで美味しいのですが、翌日中にお召し上がりください。
アレンジいろいろ
ベリーを挟んで
りんごを1個にして、半分を並べたところで、冷凍のベリーミックス(1cmくらいに砕いておくと、あとでキレイにスライスできます)を並べ、残りのりんごを並べて同じように焼きます。酸味がアクセントになって美味しいうえ、並べる手間も減って一石二鳥!
クランブルを乗せて
クランブル(薄力粉、全粒粉、バター、グラニュー糖を20gづつ、フードプロセッサにかけてそぼろ状にしたもの)を乗せて焼くと、香ばしさとサクサクの食感がプラスされてリッチなケーキに。
りんご以外のフルーツでも!
クラフティのような味なので、クラフティで使われる洋梨、マンゴー、白桃や黄桃、バナナなどで作っても美味しいこと間違いなしです♪
ただし、マンゴーや黄桃だと、黄色なのでガトー・インビジブル(見えないケーキ)じゃなくなっていまいますね^^;
ケークサレ風に
じゃがいもとカマンベールで作ればケークサレ風に。こちらは熱々のまま、いただくと美味しいです。焼き上がったら粗熱をとって型から外し、スライスしてにんにく入りマヨネーズと黒こしょうをたっぷりかければ、おつまみにぴったり!ルッコラと一緒に食べると、さらに美味しくてオススメです。
- じゃがいも 3個分
- カマンベールチーズ 1個分
- 卵 2個
- 小麦粉 80g
- パルメザンチーズ 大さじ2
- 塩 小さじ1/2
- 牛乳 60cc
- オリーブオイル 大さじ2
※じゃがいもは2mmのスライスにして、水にさらさず、そのまま卵液にくぐらせてください。
※カマンベールは5mmのスライスに。スライスするときは、包丁にくっつきやすいので1時間ほど冷凍室にいれて固くして、包丁を水で濡らしながら切るとくっつかずにきれいに切れます。
※冷えると固くなるので、お好みでオーブントースターや電子レンジなどで温めて直してお召し上がりください。
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